20世紀初頭、上海に設立された東亜同文書院の日本人学生たちは、中国全土へ派遣され、各地の状況をこと細かに調査。圧倒的な踏査によるレポートは『中国省別全誌 全18巻』としてまとめあげられた。その第4巻は『山東省』。済南府城(歴城県)、周村鎮、濰県城、芝罘、龍口港、威海衛、青島(膠州湾)はじめ、51もの山東各地の都会、交通および運輸機関、生産業および主要物産、商業機関および倉庫、貨幣および金融機関を、31点の地図とともに収録。Japan met China in 20th Century. 東アジア近代交流史に、燦然と輝く金字塔が現代仮名づかいで復活!
【註】テキスト、地図は新しくデータを制作していますが、写真は1920年当時のものを転用しているため、判然としないもの、スキャン時のノイズが見られます。
POD版ISBN978-4-8214-9054-7、978-4-86143-333-7
ペーパーバックA5判、800頁、¥7,920 (税込)