「広東省」カテゴリーアーカイブ

広東省010潮州 名菜と茶の「嶺南華都」

広東省東部を流れる韓江のほとりに開けた古都潮州。広東語とは異なる潮州語が話され、海鮮や鮮やかな盛りつけ、出汁の効いたスープで知られる「潮州料理」、茶で身を滅ぼすと言われるほどの「茶どころ」としても知られます。韓江にかかる浮船を利用した「広済橋」、唐宋八大家のひとりにあげられる韓愈をまつった「韓文公祠」、石畳の路地が続く「潮州旧城」など、広東省のなかでも異彩を放つ潮州の街を案内します。かんたんな図版、地図計12点収録。

【印刷版限定】印刷版は「旅行ガイド」と「ノート」の要素をくみあわせたノートブック版。ネットで調べた情報を書き込める白地図集つき。

ペーパーバック B6判、120P
[モノクロ版]ISBN978-4-86620-656-1、ISBN978-4-86143-460-0 ¥2,200 (税込)
[カラー版] ISBN978-4-86620-156-6 ¥2,941 (税込)
[電子書籍版/audioGuide版]¥715 (税込)

広東省009はじめての潮汕 「潮州・汕頭」韓江デルタの世界

「潮州と汕頭のいろは」をサクッと紹介【20分でわかる潮州と汕頭】

広東語とは異なる潮州語が話されることから、陸の孤島とも考えられてきた潮州と汕頭。海鮮を中心とした潮州料理、宋代から東南アジアへ進出してきた華僑の開拓者精神、刺繍や伝統工芸でも知られています。古い街区を残す潮州と近代以降、潮州の外港として発展した汕頭の魅力を紹介します。かんたんな図版、地図計9点収録(広東省010〜011と一部内容と図版、地図が重複します)。

【おまけ】まちごとチャイナ『広東省009はじめての潮汕』とスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)のホテル&レストラン情報旅行ガイド『潮州STAY』『汕頭STAY』の無料ダウンロードリンクつき。

【印刷版限定】印刷版は「旅行ガイド」と「ノート」の要素をくみあわせたノートブック版。ネットで調べた情報を書き込める白地図集つき。

ペーパーバック B6判、102P
[モノクロ版]ISBN978-4-86620-655-4、ISBN978-4-86143-459-4 ¥1,980 (税込)
[カラー版] ISBN978-4-86620-155-9 ¥2,628 (税込)
[電子書籍版/audioGuide版]¥605 (税込)

広東省008韶関(丹霞山) 褐色奇岩の「丹霞山へ」

広州から北江をさかのぼった山あいに位置する広東省北部の中心都市、韶関。粤北(粤は広東省の古名)と呼ばれるこの地域は、南嶺山脈の南麓にあたり、南遷してきた漢族が最初にたどりつく広東省(嶺南)でした。一方で、広州から見れば、中原への足がかりになる街であり、韶関という街名は「韶州の関所」を意味します。この韶関郊外の丹霞山では山水画のような景観が見られ、中国丹霞のひとつとして世界自然遺産にも登録されています。また韶関市の山間部には客家や少数民族のヤオ族も多く暮らすなど、珠江デルタとは違った粤北の様子や丹霞山を案内します。かんたんな図版、地図計20点収録。

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ペーパーバック B6判、218P
[モノクロ版]ISBN978-4-86620-654-7、978-4-86143-529-4 C0326、¥2585(税込)

[カラー版] ISBN978-4-86620-154-2 C0326 ¥00000E、¥4340 (税込)
[電子書籍版/audioGuide版]¥1650 (税込)

広東省007開平(江門) 望楼と「華僑の物語」

珠江デルタ西部の開平(江門)は、台山、新会、恩平とともに四邑(鶴山をあわせて五邑)と呼ばれてきました。西江の氾濫をしばしば受け、戦乱の絶えないこの地は貧しい土地柄として知られ、19世紀以来、開平人の多くが華僑として海外に新天地を求めたのです。そして成功した華僑は故郷の開平に送金し、望楼と呼ばれる西欧と中国の折衷様式の建築が競うように建てられていきました。世界遺産に指定されている開平の望楼と村落のなかでももっとも有名な「自力村」、華僑の富の証でもある大規模な私園「立園」はじめ、1920〜30年代の騎楼と美しい街並み、田園地帯にとけこむような望楼群や村落を紹介します。かんたんな図版、地図計32点収録。

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ペーパーバック B6判、324P
[モノクロ版]ISBN978-4-86620-653-0、978-4-86143-528-7 C0326 ¥00000E、¥3135 (税込)
[カラー版] ISBN978-4-86620-153-5 C0326 ¥00000E、¥6503 (税込)
[電子書籍版/audioGuide版]¥1760 (税込)

広東省006東莞 「アヘン戦争」と莞城・虎門

東莞という街の名前は、広州の「東」にあり、「莞」草(水草)の群生する場所を意味します。長いあいだ広州や増城、宝安(深セン)の周縁に過ぎなかったこの街が注目されるのは、20世紀末のこと。改革開放の流れを受けて急速に発展を見せた深センと広州のあいだに位置する立地が注目され、外資系企業が進出する「世界の工場」へと変貌をとげました。やがて製造業から金融、文化へと都市の性格も変わっていき、現在では香港、マカオをあわせた粤港澳大湾区の一角を構成しています。唐代以来、この地方の中心地として知られた「莞城」、アヘン問題に対して毅然と立ち向かった林則徐ゆかりの「虎門」を中心に東莞の魅力を紹介します。かんたんな図版、地図計25点収録。

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ペーパーバック B6判、282P
[モノクロ版] ISBN978-4-86620-652-3 C0326 ¥3,135 (税込)
[カラー版] ISBN978-4-86620-152-8 C0326 ¥5,248 (税込)
[電子書籍版]¥1,870 (税込)